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放課後、やや寒気を含んだ風が、夏の終わりと秋の訪れを告げるかのように―凪がれる雰囲気を削ぐように流れ、僕はやうやう寒くなっていく空気を身で感じながら、すぐ脇にいる自分よりも幾分も幼い女の子、曰く少女に視線を落とした。
「やらないか?」
空気が凍る。少女の動きも氷る。
僕は居た堪れなくなり、着ぐるみを脱ぐと、そのまま―全裸のまま近場の駅へと走り出した。
そして一言―
「やっほ~!!少女可愛いFooooooo!!」
後日、僕が逮捕されたことは、まさに逸話のままの終幕だった。
最後に一言、僕=八本ではない、決して。