久々のレビューb
虹ブログ(リンクから)のキウイさんみたいな精密緻密意思疎通(ごめ、意味不明)なレビューは出来ませんが、俺は俺なりに奇奇怪怪なレビューにはならないよう努力するんでヨロシク~
今回紹介するのは、コレ!
「
エレGY」
【ストーリー】
「よかったら、へんじください。
へんじがこなかったらじさつします。」
しがないフリーウェアゲー ム作家の「僕」がネットの海で出会ってしまった彼女、その名は「エレGY」。破天荒に加速する“運命の恋”を天性のリズム感で瑞々しく描き切っている。
一言で言うと、
新時代の幕開けだぁ~~~~~!!
堅い文章や、規則正しい文章が好きな方は絶対に好きになれません。あらかじめ言っておきます。
はいはいではでは、その魅力の一部をかじってみることにしましょう。
レビューてか着眼点だな、本当に俺終わってるわww
【①主人公の名前が「
泉和良」】
あ……れ?
作者と一緒!?
んな、馬鹿な……しかも経歴まで作者と瓜二つだ……
【②メールがストーリーの肝】
この小説の肝となるのがメールでのやり取り。
電話では出来ないことがメールならできる。
日常の生活で感じたことはありませんか?
特にクライマックスに使われた「
メール描写」は斬新でした。
【③プライドか金か】
これがストーリーの裏軸にあたる部分。
フリーウェアゲームの製作者が、
「金に傾いて大衆向けに走る」か
「あくまで自分の色を保つか」
両方に手を出し、その間で揺れる主人公、何故か僕はとても共感が持てて……
企業とも同人ともどちらとも違う世界。そういう視点でみると、また面白いかもしれません。
最後に、この小説を読んで、僕は新しい風を感じると同時に、自分が恥ずかしくなりました。
自分と主人公が度々重なる時があると思います。その時、あなたは自分の「恥ずかしさ」を知るのではないでしょうか?決して卓越した文章の小説ではないですが、心に残るストーリーでした。
糞レビューですみません!面白いかどうかは人それぞれなので断言は出来ませんが、「小説」というジャンルの視点が広がる1作でした。是非、読んでみては?
※文字が大きくて読みやすい上に、一度読み出すと最後まで止まらない中毒性があります。ただ、長さの割りに1300円と高価なので、きちんと検討してからご購入するようにしてください。
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